はじめにIntroduction

宝石はその長い歴史の中で、ある時は富と名声の象徴として、またある時は信仰の対象やお守りとして、様々な形で人々の暮らしと密接に関わり珍重されてきました。そして、その美しさは今でも多くの人々を魅了し、世界中で愛され続けています。

 

当館は、そんな素晴らしい宝石の魅力をたくさんの人に伝えたい、正しい知識を普及させたいという思いから、日本の宝飾産業の中心地である山梨県に創設された、国内最初の宝石専門博物館です。館内には世界中の主要な宝石産地から集めた貴重な宝石、約500種3,000点を展示しています。大自然の生み出した芸術を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

 

展示エリアを見る

 

 

山梨と水晶の歴史

水晶の産地として古くから知られていた山梨県。その始まりは縄文時代にまでさかのぼります。当時の住居跡からは水晶で作られた狩猟用の矢じりが発見されており、古墳時代の遺跡からは勾玉などの装飾品も見つかっています。

 

しかし産業としての本格的な加工が始まったのは遅く、江戸時代末期のことでした。原石の買い付けにやって来た京都の玉造り職人、玉屋の弥助が御岳の神官に研磨技術を教えたのがその始まりとされています。これをきっかけにして甲府を中心に研磨加工業が芽生え、丸玉、勾玉、印材等の細工物が作られるようになりました。大正時代に入ると水晶の採掘量が激減し深刻な原石難におちいりますが、ブラジルからの輸入によってこれを乗り越えます。そしてその後は人々の生活様式や需要の変化に合わせ、ダイヤモンドなどの高級宝石と貴金属を用いた宝飾品の加工産地として発展していきました。

 

今では宝飾品出荷額は国内シェアの3分の1(約286億円)にのぼり(注1)、その優秀な製品は国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。

 

 

(注1) 参考:平成21年度工業統計調査(経済産業省)

施設のご紹介

  1. はじめに
  2. 展示エリア
  3. ミュージアムショップ
  4. カフェ
  • 展示室のご案内
  • よくある質問と答え
  • WEBストア
WEB限定割引クーポン

ソーシャルブックマーク

RSS